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ヤング・ジーニアス・プログラムからの解任通知書 のバックアップ(No.3)
ヤング・ジーニアス・プログラムからの解任通知書 ー 我々が作り出すモンスターは ー ハーレーへ 遠まわしな表現を嫌う君のためにも、単刀直入に伝えたいと思う。心苦しい限りだが、君をヤング・ジーニアス・プログラムから外すことにした。 こういう結果になったことを残念に思うよ、ハーレー。君を傷つけたり、落胆させるつもりはなかった。君は本当に素晴らしい頭脳の持ち主で、私が知る限りおそらく誰よりも優秀だ。毎日、このプログラムの進歩に対する君の情熱や決意、絶え間ない欲求を見てきた。君と共に働くことは、私の人生の中で最も充実した経験の一つだった。しかし、それでも私は自分自身と君に対して正直でなければならない。それは、君がどれだけ優秀であろうと、どれほどの可能性を秘めていようと、これ以上は無視できない欠点が一つあるということだ。 君には知的謙虚さが欠けている。 科学の進歩は、常に人類の利益のためであるべきだ。単に進歩を得るためだけの進歩は、往々にしてより大きな害をもたらすことが多い。その点を君に理解してもらおうとした。かつて自分自身にそうする必要があったように。しかし、それは君の怒りを招くだけだった。あの夜、君は私に怒りをぶつけ、研究室を飛び出した。その時、君はこう言ったな。「お前は甘い、エリオット。科学の進歩のためには誰かの感情など気にしていられるか」と。それを聞いた私は、君は間違っていると確信したが、どうすれば君の考えを変えられるのか分からなかった。 悶々と考えるうちに、私自身を変えたものを思い出した。私に必要な視点をどうやって得たのかを。それは、再び世界や人々と向き合い、つながりによって拒絶や苦難から立ち直ることだった。 あの頃を思い出すと、拒絶は我々にとって最良のことになる場合があると思い知らされる。自分の行いの重要性や、それが誰のためなのかを思い出させてくれる。最終的には、その経験によって自分は成長したと思う。そして、今回の決断が君にとって最良になることを信じている。ハーレー、君は家に帰り、周囲の人々に目を向け、新しい視点を発見してほしい。科学がなぜ重要なのかをより深く知るために。 いつか、理解してくれることを願っている。そして、私に感謝してくれるかもしれない。それでも、本当に申し訳なく思っている。 君の友人より
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